中年が丸腰で禁煙してみる 7日目

まだ辛いものの

3日目あたりからの辛さは相当なものでしたが、昨日から少しだけ楽になってきた様な気がします。ぼやけていた視界が少しスッキリとしました。何かに追われるような窮屈な感じも少しだけ軽減されてます。
やはり禁煙は3日目あたりが一番辛いということを再確認できました。まだ吸いたい気持ちが収まった訳ではありませんが、峠は越えたかな、っていう感じです。

しかし3日目あたりからの辛さったらないですね。とにかく「吸いたい」という気持ちが取れませんでした。忘れようと思っても常にタバコが頭の中に浮かんできます。それ以外のことが考えられない程です。

ニコチンマンも相当に切羽詰まっていた様です。彼が焦っている姿が見えるようでした。しかしそのことが辛さを紛らわせてくれました。我慢する意義を感じることができたからです。
そして、ニコチンマンの手のひらで転がされぬよう、とにかく「吸わないと彼にはっきりと断り続けました。すると誘惑を一時中止したようです。諦めて距離を取ったという感じです、が、油断禁物です。あくまで、まだ狙っています。また忘れたころに巧妙に誘惑してきます。このことを決して忘れないようにすることが重要です。しっかりと心に留めておきます。

でもとりあえず頑張ったなー、自分。ここ何日かの辛さを乗り越えた事は、自分で褒めてあげてもいいと思いました。

 

今回の禁煙すべき理由

今回は「禁煙すべき理由」から少し離れます。

これは、今週に限っての話だとは思いますが、実際に自分がこの「禁煙すべき理由」を意識するだけでは、禁煙する根拠として足りないと感じてしまったからです。
それ程に3日目からが辛かった、ということです。

そこで今回は、めげそうになった時にこれだけは試しておこう、ということを述べたいと思います。これはやや逃げ腰な考え方で緊急避難的なものなのですが、現実的には凄く効果があったので紹介します。

具体的にどういうことをすれば良いのかというと、あまりの辛さから「禁煙をやめる」と決断してしまった時に、たった1日でいいので先延ばしにする、ということです。

ニコチンマンの誘惑にあっさりと負けてしまうのは悔しいじゃないですか。
「断念した時=ニコチンマンが一番巧妙に誘導しようとしている時」なんで、断念後すぐの一服は、ニコチンマンにとっての最高の一服で、自分にとっては屈辱の一服なのです。だから、その瞬間だけははずしてやろうじゃありませんか。たった1日ですし、せめてもの抵抗です。

実は、この「1日」が安直な決断を修正してくれることがとても多いのです
とても辛いと思っていたことが平気になったり、諦めかけたことをもう一度やってみようという気にさせてくれたりします。

人間目標などを設定した時は、順調にいくことを前提に物事を考えていきます。しかし実際には、途中で失敗すること、思い通りにいかないこと、など様々な阻害要因が出てくるわけで、そういう時に足踏みして断念する。そういう経験誰にでもあると思います。

ここで着目したいのが「足踏みから断念までにかかる時間」についてです。
実はこの期間が結構短くなりがちなんですよね。
目標を立てたり、実行している時のペースに比べあまりにあっさりと決断しちゃうことが多いのです。

苦しい時間帯なので当たり前かもしれませんが、これはちょっともったいない。
本当は、準備・実行にかけた時間と同じくらいの時間をかけて決断するべきことなのです。この時間が短いと安直に逃げる決断をする可能性がかなり高くなってしまい、不正解を選択する可能性も高まってしまいます。

禁煙についても同じなのです。この決断、安直ではないか? 後悔はしないか?
しっかりと自問をするべきなのです。

ですから、「もうどうしても駄目だ~」ってなったら、その場で断念し早速タバコを吸うのではなく、とりあえず1日先延ばしにしてみましょう。1日位だったら延ばせるはずです。それだけで結果が変わることが結構あるのです。お試しを!

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