世界の三大美女
世界の三大美女といえば・・・
クレオパトラ
楊貴妃
小野小町
この三人が頭に浮かびました。
アジアから二人選ばれているなんて嬉しいし凄い!
やはりアジア人は世界的に見ても美人なんだな、なんて思っておりました。
しかしなんだかおかしい。
こういうのに西欧諸国の方からだれも選出されていないのに、彼らが世界の共通認識として黙って認めるものだろうか?
よく考えたらやっぱり変ですよね。
バランス悪いですし、アピールすることに余念がない西欧諸国の方が黙っている訳もないと思います。実際にすごい美女の方が沢山おられますし。(主観)
そこで調べてみると、この3人という認識は日本独自のものでした。
あ~、やはり日本代表が脱落か・・・?
結果は
一般的に世界の三大美女は
クレオパトラ
楊貴妃
ヘレネ(ギリシャ神話に登場する絶世の美女で、トロイア戦争の発端となった存在)
だそうです。
加えて、国や地区によってこの「~大美女」はまったく違うこともあります。4人だったり5人だったり、全然違う人だったり。
そもそも「世界三大~」という呼び名は、日本独自のキャッチコピーであることが多く、世界では共通認識されていないことが多いようです。
国内で語る分には問題ないのですが、海外では意識しておかないと「なんだそれ?」って言われちゃいそうです。意気揚々と「小野小町」なんて言ったら赤っ恥ですね。
という訳で、世界の三大美女「小野小町」は日本独自の見解でした。
和牛と国産牛って同じ意味でしょ?
結論からいうと、違います。
どっちも日本で生まれ育った牛のことで、違いはない、と思いがちですが、この二つには明確な定義の違いがあります。
和牛は、「黒毛和種」「褐毛和種」「日本短角種」「無角和種」の4品種と、その4品種間の交雑種のことを指します。
国産牛は、上記4種以外の日本で生まれ肥育された牛と、外国種や輸入牛で3ヶ月以上国内で肥育された牛のことを指します。
こう見るとだいぶ違います。
上記の定義を当てはめると、外国産の和牛が存在し、外国産の牛でも国産牛と呼ばれたりする、ということになりますね。
テニスの得点ってちょっと変
テニスの得点って独特の数え方をしますよね。
15? 40?
区切りが悪いような・・・。
テニスを見る機会が増えてきたので調べてみました。
まず簡単なルールを説明すると、
4ポイント先取すると1ゲーム獲得し、
6ゲーム獲得すると1セット獲得、
所定のセット数を先取した方が勝ち、というのが基本になります。
デュース(3ポイント対3ポイントで並んだ時に2ポイント先取した方が1ゲーム獲得)などの特別ルールがあったり、試合によりこの数値が変わることもありますが、基本は上記にようになります。
問題は一番上の4ポイントのところ。
この数え方がややこしいんですよね。
0→1→2→3→4、と加算されていくと分かりやすいのですが、
0→15→30→40→G、と加算されていきます。
このカウント法の由来は諸説ありますが、有力なものをピックアップしてみます。
まず、0点の時に「ラブ」と呼ぶのは、テニス発祥地のフランスで、0という数字が卵の形をしていることから、0点を「卵」を意味するフランス語「l’oeuf (ルフ)」と呼んでいました。
それがテニスが広がっていく過程で聞き違えられ「ラブ」と呼ばれるようになったと言われています。
そして主題の得点表記についてです。
テニスが発祥した当時のヨーロッパでは、時間などに代表される60進法(60を基本とする記数法)が一般的でした。
これに、half(1/2)、quarter(1/4)といった欧米人にとって身近な概念が合わさり、60を半分、4分の1にして、15、30、45、といった数値が出てきます。
これにより加算方法が、0→15→30→45→60、となりますが、この中の「45」はコールする時に「フォーティーファイブ」と長くなるので「フォーティー」と省略したことから「40」に変わりました。
ちなみに、現代ではアメリカなどで15を「ファイブ」と呼ぶ人もいるようです。
これは1の位に5がつくのが15だけなので10の位を省略。同様に今度は10の位に着目し、30は「スリー」、40は「フォー」、だそうです。もうなんでも有りですね。
もちろん正式な呼称ではないと思いますが、う~ん、余計にわかりづらい・・・。
結論、結構適当!